石英切削用80#黒色炭化ケイ素の特性と用途

石英切断用80#黒色炭化ケイ素の特性と用途
製品基本情報
主成分:98.5%SiC。
物理的性質:モース硬度は9.2で、ダイヤモンドと炭化ホウ素に次ぐ硬さで、黒色の不透明な六方晶系で、脆くて鋭く、ある程度の導電性があり、密度は約3.2g / cm³です。
粒度規格:80#(F80#)は、FEPA規格F80に相当し、中精度の切断や研削に適した、一般的に使用される研磨粒子サイズに属します。
石英切断適合性分析
硬度マッチング:石英モース硬度は7で、黒色炭化ケイ素の硬度(9.2)は石英よりも大幅に高く、効果的に切断加工を実現できます。

性能上の利点:
高い切削効率:黒色炭化ケイ素は緑色炭化ケイ素よりも靭性が高く、粒子は適度に鋭いため、引張強度の低い非金属材料(石英など)の加工に適しています。
化学的安定性:高温でも酸化されず、化学的性質が安定しているため、切削中に石英との化学反応を回避できます。

プロセスパラメータの参考:
粒度選択:石英の粗削りには80番粒度(約180~200μm)が適しています。より高い精度が必要な場合は、後続の研削工程で細粒度(220番、240番など)を使用してください。

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